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奈良 春日大社 早朝参拝 [旅・遠足]

連休も明日まで。後半、藤の花が見たくて、急に思い立って春日大社に行ってきました。
神主さんが案内して下さる早朝参拝に参加するために、始発でいざ奈良へ。春日大社をちゃんと訪れるのは初めてかも。
待ち合わせ場所の一の鳥居。6時半です。参加者は30人位でしょうか。お泊りの方が多いのか。
鳥居の左側にとめられているのは、おそらく3月の春日祭の際の榊でしょうか。
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参道は朝日に照らされて清清しい空気。鳥のさえずりが聞こえます。DSCF3632.JPGDSCF3638.JPG

ずっと歩いて飛火野へ。ちょうど正面に見える春日山、三笠山。御蓋山。解釈、呼び名は色々あるようです。この向こうの原生林は信仰の対象で、古くから人の手によって維持され、文化遺産の一部です。上が切れてしまいましたが、阿倍仲麻呂の百人一首の歌、「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」のまあるいお山。
この歌には諸説あるようですが、そんな昔と同じ景色を見ているのかもと思うと、不思議と厳かな気持ちに。奈良は神社やお寺だけではなく、奈良公園一体の広大な自然風景が歴史的な遺産です。
遠方からの観光客の方はなかなか時間がないかも知れませんが、この飛火野は是非歩いてみては。と思います。

禰宜は他に光明皇后のお歌もそらんじて下さいました。
鹿はちょうど夏毛への生え変わり時期のようです。キュートな眼差し。

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スピーカーを持って、時に冗談を交えながらお話してくださる禰宜。交替で担当なさるようです。自由集合なので天気の悪い日は大変なようですが、この日は快晴で素晴らしい1日の始まりでした。
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このあたりの燈篭は大体ペア。河内蓮という字が読めるでしょうか。これは、幕末に野菜商によって建てられたもので、寄進して春日大社の銘入御用提灯を戴けると盗賊避けになるからとの理由であったとのこと。北河内、門真の蓮根は今も有名で、年末には奉納を続けておられるそうです。こんなお話が聞けるのもよいですね。
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横断幕が無粋ですが、20年に一度の式年造替を平成28年に控えており、建て替えを順次進めるための資金が必要で切迫しているとお考え戴ければとのご説明。この日はお茶会もあったからか、あちこちで着物姿の方をお見かけしました。
さあ、いよいよ社殿に近づいてきました。1時間の予定が遅れ気味で早足です。
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